特徴
- 最大4台のネットワーク・カメラ(Panasonic、キヤノン、AXIS、TOA製など)を登録・録画できる機器です(ネットワーク・カメラは、国内・海外の約100メーカー、3,000機種以上をサポート)。
- 操作は、USB端子にマウス(別売品)を接続することにより、PCレスでモニタリングや録画再生が可能。ローカル・ディスプレイでは4台までライブ映像を表示できます。
- ハードウェア・デコーディング機能により、ローカル・ディスプレイ表示のパフォーマンスが飛躍的に向上しました。また、本体のCPUやメモリへの負担が軽減され、録画性能も向上しています。
- PCからwebブラウザを通して、ライブ映像の確認から録画再生、設定まで、全てインターネット経由でも行えます。PCではマルチ・サーバー機能を使って128台まで(同時表示64台)表示が可能です。
- デジタル信号をそのまま保存するため、鮮明な映像及び高品質な音声の再生が可能です。
- 簡単な設定で(かんたんセットアップ)すぐに使うことができます。また、前面のワンタッチ・バックアップ・ボタンを押すだけで、設定された期間のデータをUSB HDDにバックアップすることができます。
- VMobileを使ってiPhone/iPad/iPod touch/Android対応機器からVioStorにアクセスし、モニタリング、録画再生、スナップショット撮影を行うことができます。
■PCモニタリング機能
モニタリング画面
機能① PCからのライブ映像閲覧時の画面表示は最大64分割
機能② 画面中のコントロールパネルやアイコンで
カメラのコントロール、映像の再生といった各種操作が可能

▲コントロールパネルをクリックすると、各種設定画面表示されます。
機能③ クリック&センタリングとプリセット自動巡回機能
VioStorではPTZコントローラーでPTZ対応カメラを操作できるだけではなく、「クリック&センタリング機能」で制御することもできます。これは、モニタリング画面を直接クリックして、クリックしたポイントを画面の中心へ移動させる機能です。また事前に登録したスケジュールに従い、自動的にプリセットポジションを巡回させる「プリセット巡回機能」も搭載しています。
※一部のPTZカメラには対応していません。
機能④ 録画の状態など、各種ステータスもチェック可能
カメラ名称の右に録画やVioStorの状態などが表示・確認できるアイコンを設置。エラーなどが発生しても一目でわかります。

▲カメラステータス表示(例)。
機能⑤ デュアル・ディスプレイ対応によりE-mapも連動可能
VioStorはマップ機能を搭載。たとえばPCに2台のモニタを接続してデュアル・ディスプレイ・モードでモニタリングし、一方はマップ、一方はモニタリング画面と使い分けることができます。ビルなど複数の階層のマップをレイヤーごとに表示でき、一括管理をサポート。レイヤー上に配置されたアイコンをクリックすると、カメラのライブ映像が単画面で表示されます(PCのみの機能です)。
機能⑥ マルチ・サーバー・モニタリング
複数のVioStorに登録されているネットワーク・カメラの映像を一括管理する機能です。通常NVRを管理するにはCMS(中央管理ソフトウェア)が必要ですが、VioStorは基本機能に含まれています。クライアントPCが接続しているVioStorの画面に、他のVioStorに登録されているカメラのライブ映像を表示できます。最大128チャンネルのVioStorを統合可能(例:VioStor-2204 Pro+なら32台)。モニタリング、録画再生の他、別のVioStorの設定画面への移動も可能です。
機能⑦ インスタント再生
選択したカメラの録画映像を、別のウインドウですぐに再生することができます。また、録画データが溜まるまで待つ必要がなく、その場で直前のデータを逆再生/再生して見ることも可能です。
機能⑧ バーチャルカメラ機能
あらかじめ設定しておいたカメラ映像の一部分を、別個にモニタリングすることができます。
画面左のカメラリストツリーには、設定したカメラ登録名の下に、別個にモニタリングしているカメラ登録名が表示。これにより、どのカメラ映像の一部分が表示されているのかひと目でわかります。
再生機能
再生画面にカーソルを合わせると、再生機能コントロールパネルが表示されます。コントロールパネルでは音声のオン/オフや帯域モードなど、各種設定が行えます。
機能① データ同時再生機能
VioStorでは、1台のカメラで撮影・録画した映像を、時間ごとに4/9分割して、各時間帯の映像を一度に確認することができます(たとえば1時~4時の映像を確認する場合、4分割画面で一時間ごとに映像を表示することが可能)。これにより、必要な映像を迅速かつ的確に探すことができます。
機能② 16分割同時再生
16台分のカメラ映像を同時に再生可能。接続しているVioStorだけではなく、マルチサーバー登録している他のVioStorの録画ファイルも再生できます。
インテリジェント・ビデオ解析
VioStorシリーズでは、「動き検知」、「持ち込み」、「持ち去り」、「カメラへのいたずら」、「ピンぼけ」の5つのイベントを検出します。イベント検知エリアやオブジェクトのサイズも設定でき、録画再生の手間を大幅に短縮できます。
スライドバーにサムネイルを表示
録画再生画面では、スライドバーにサムネイルが表示されます。再生時にはコマ送りした画像をデジタルズームで拡大することも可能。
また、再生速度は1~16倍まで自由に変更することができます。
File Stationによるデータ管理
保存したデータはメニュー画面の「File Station」で取り出すことができます。
■ローカル・ディスプレイ接続
ローカル・ディスプレイ接続
VioStor-Pro+シリーズは、PCを利用したモニタリングと併せ、PCを使わない“ダイレクト・モニタリング”を行うことができます。もちろんダイレクト・モニタリングをしている状態でもPCからVioStorにアクセスすることができます。
※ディスプレイ、USBマウス、HDMIケーブルは付属しておりません。
機能① 36分割モニタリング&ワンクリックのらくらく操作
モニタリング画面で同時に表示できるネットワーク・カメラは1~36台まで。モニタリング画面のレイアウトはドラッグ&ドロップによる操作で簡単に変更できます。
機能② シーケンシャル表示
登録したネットワーク・カメラの映像を順次切り替えて表示するシーケンシャル・モードでの表示が可能です。HDMIでは音声伝送が可能です(音声対応カメラのみ)。VGA接続時にはUSBスピーカを接続できます(8100Pro+のみ)。
※USBスピーカは付属していません。
機能③ ハードウェア・デコーディング機能
ハードウェア・デコーディング機能は、H.264の映像をデコードする専用のチップを内蔵することによって、VioStor内のCPUやメモリに負荷をかけずに、より快適な環境で、ローカル・ディスプレイでのモニタリングが行える機能です(登録したカメラ1~8番までがハードウェア・デコーディングによるモニタリングとなります)。
4分割同時再生
ローカルディスプレイ上では、4台分のカメラ映像を同時に再生することが可能です。録画データの確認がスムーズになることで、検索性が非常に高まり、セキュリティ管理者の手間を軽減します。
データのバックアップ
■高速バックアップ。
録画したデータをカメラごとに高速でバックアップすることが可能です。
■ワンタッチバックアップ
録画した過去のデータを指定日数分、USB外付けHDDにバックアップすることが可能です。
※外部ストレージにバックアップした録画ファイルは、Windows Media Playerで再生できます。
※VioStorに接続したことのないPCで再生する場合は専用のコーディックをインストールする必要があります。ダウンロードページからダウンロード、インストールしてください。
■その他の機能
ストレージの冗長性を高める
データの読み書きの高速化と障害に対する耐久性の向上を図るため、RAID1~RAID6+ホットスペアに対応(機種によって対応RAIDレベルは異なります)。
アラート通知機能
VioStorは、カメラごとに異なる録画スケジュールを設定できる他、モーション検知またはセンサーなどによるトリガーを利用したアラーム録画を行うことができます。VioStorの警告レベルは、「エラーを通知」「警告を通知」の2つを選択することができます。
デュアルLAN端子
VioStorはギガビットのLAN端子を2つ持っていますが、スタンドアロンモードでは2つの異なるIPを使用することができます。通常はフェイルオーバーモードで使用してください。
※IEEE 802.3ad対応スイッチが必要です。
スマートフォン・ソリューション「VMobile」
VioStorシリーズはiPhone / iPad / iPod touch / Androidに対応したアプリケーション「VMobile」「VMobile Lite」をご用意しています。VioStorのストリーミング画像をモニタリングできるアプリケーションで、VioStorの登録台数は無制限**。表示モードは1/2/3/4/6/8/9分割から選べます。音声にも対応**。
**「VMobile」のみの機能です。
※iPhone / iPad / iPod touch用VMobile(VMobile Lite)はPCまたはお手持ちの機器で「Appストア」からダウンロードしていただけます(無料)。
※Android用VMobile(VMobile Lite)はPCまたはお手持ちの機器で「Playストア」からダウンロードしていただけます(無料)。
※端末、バージョン、機種によっては正常に動作しない場合がありますので、導入前に必ずテストしてください。
※操作についてはこちらをご覧ください。
拡張ストレージ
VioStorに拡張ストレージを追加することで、記憶容量を増設することが可能です。最大4台まで接続することができます。
仕様
ハードウェア仕様
■映像出力
同時録画・録音カメラ※
(対応ネットワークカメラ) |
最大4台
(対応カメラはこちらをご確認ください) |
録画モード |
連続、マニュアル、スケジュール、アラーム、モーション
(カメラに依存) |
録画設定項目 |
解像度、画質、フレームレート、ビットレート(カメラに依存) |
映像圧縮形式 |
M-JPEG、MPEG-4、H.264(カメラに依存) |
録画ファイル形式 |
AVI
(Windows Media Player で再生可能 ※専用コーデックが必要) |
アラーム録画時の
バッファ容量 |
最大:検知前300秒 / 検知後300秒 |
■記憶媒体
SATA HDD |
最大2台 |
対応RAIDレベル |
シングル、リニア、RAID0、RAID1 |
■インターフェイス
LANポート |
RJ-45(100BASE-TX/1000BASE-T自動切り替え)×2 |
USB端子 |
USB3.0×3(前面バックアップ用×1、背面周辺機器接続用×2) |
HDMI端子 |
HDMI×1(映像・音声出力用) ※HDMI2はReserved |
■管理
ユーザー管理 |
カメラごとモニタリング、録画の権限他設定可能
(最大登録ユーザー数32名) |
アラート通知 |
Eメール、警告音、イベント・ログ |
イベント・ログ |
障害、警告、情報の3レベルのイベントを10,000件記録 |
■ネットワーク
対応プロトコル |
HTTP、TCP/IP、SMTP、DHCP、 DNS、DDNS、FTP、NTP、UPnP |
ネットワークスループット |
最大180Mbps |
同時接続クライアント数 |
4
<注意>
・ローカル・ディスプレイ使用時は「2」アクセスと数えます。
・VMobileによる1アクセスにつき「2」アクセスと数えます。
※ただし、VMobileを使用しての接続は、1クライアントに限定されます(同時に複数のクライアントから接続することはできません)。
・ライブ映像の取得を「サーバーからの配信」を選択している時は「2」アクセスと数えます。
・同時接続クライアント数を超えた場合、VioStorのパフォーマンスが低下して録画が正常に行えなかったり、自動的に再起動が発生する恐れがあります。 |
■一般仕様
電源 |
AC100V(専用アダプタにより供給) |
消費電力 |
約34W |
省電力機能 |
HDDスリープモード、省電力、静音ファン |
LEDインディケーター |
HDD1、HDD2、LAN、USB、STATUS |
使用温度範囲 |
0℃~+40℃ |
使用湿度範囲 |
20%~80%(ただし、結露なきこと) |
外形寸法 |
約102(W)×154(H)×217(D)mm(突起物含まず) |
本体質量 |
1.8kg(HDD含まず) |
付属品 |
ACアダプター、CD-ROM、LANケーブル×2、HDD鍵、IOコネクタ×4 |
※通常の使用環境において、CPU使用率が60%を超えるようであれば、カメラの録画解像度、画質、フレームレートまたはビットレートを調整して、60%以内になるようにしてください。CPUの使用率が常時60%を超える時はVioStorのパフォーマンスが低下して録画が正常に行えなかったり、自動的に再起動が発生する恐れがあります。
ローカルディスプレイ使用時
■映像出力
モニター出力 |
HDMI 出力解像度:1920×1080(フルHD) |
表示モード |
ライブ:1/2/3/4/6分割、シーケンシャル、全画面表示
録画再生:1画面、全画面表示 |
検索モード |
日時指定検索 |
ハードウェア・デコーディング |
1080(Full HD):合計180fps(H.264のみ有効。最大解像度1080p) |
PCからの閲覧時
■必要なPC仕様
OS |
Windows Vista/ 7/ 8/
※64bit機の場合は32bit版Internet Explorerを使用してください。 |
CPU |
Intel Core i7 2.8GHz以上 |
メモリ |
4~8GB程度 |
■ライブ
表示モード |
1/2/3/4/6/8/9/10/12/16/20/25/36/42/64分割表示、
ピクチャ・イン・ピクチャ、シーケンシャル表示 |
映像圧縮方式 |
M-JPEG/MPEG-4/MxPEG/H.264(カメラにより異なる) |
マップ機能 |
Eマップ画像表示可能(表示のみ) |
■再生
最大表示分割数(再生映像) |
4分割(マルチ・サーバー使用時は16分割) |
検索方法 |
タイムライン検索/イベント検索 |
機能 |
全画面表示、スナップショット、デジタル・ズーム |
ダウンロード |
クライアントPCへの録画ファイルのダウンロード、AVIファイルへの変換 |
ファイル共有 |
ファイルステーション、FTP、SMB/CIFS |
■ソフトウェア
QNAP Finder |
LAN上のVioStorの検出用ソフトウェア |
対応ブラウザ |
Internet Explorer 10/11、Google Chrome |
録画保存日数早見表
型番 |
カメラ登録台数 |
解像度 |
圧縮 |
フレーム数 |
使用帯域 |
容量/1日 |
1TB |
4TB |
8TB |
VioStor-
2204 Pro+
/VioStor-
mini 04※ |
4 |
640×480 |
H.264 |
5 |
2.0Mbps |
21.6GB |
39日 |
158日 |
316日 |
M-JPEG |
1 |
1.7Mbps |
17.5GB |
48日 |
195日 |
390日 |
1280×960 |
H.264 |
5 |
6.1Mbps |
64.8GB |
13日 |
52日 |
105日 |
M-JPEG |
1 |
4.9Mbps |
51.9GB |
16日 |
65日 |
131日 |
1920×1080 |
H.264 |
5 |
12.3Mbps |
129.6GB |
6日 |
26日 |
52日 |
M-JPEG |
1 |
8.0Mbps |
84.3GB |
10日 |
40日 |
80日 |
VioStor-
2208 Pro+
/VioStor-
mini 08※ |
8 |
640×480 |
H.264 |
5 |
4.1Mbps |
43.2GB |
19日 |
79日 |
158日 |
M-JPEG |
1 |
3.3Mbps |
35.1GB |
24日 |
97日 |
194日 |
1280×960 |
H.264 |
5 |
12.3Mbps |
129.6GB |
6日 |
26日 |
52日 |
M-JPEG |
1 |
9.9Mbps |
103.9GB |
8日 |
32日 |
65日 |
1920×1080 |
H.264 |
5 |
24.6Mbps |
259.2GB |
3日 |
13日 |
26日 |
M-JPEG |
1 |
16.0Mbps |
168.7GB |
5日 |
20日 |
40日 |
※VioStor-mini 04 / 08 の録画容量は2TB までです。
型番 |
カメラ登録台数 |
解像度 |
圧縮 |
フレーム数 |
使用帯域 |
容量/1日 |
2TB |
6TB |
12TB |
VioStor-
4112 Pro+
|
12 |
640×480 |
H.264 |
5 |
6.1Mbps |
64.8GB |
26日 |
79日 |
158日 |
M-JPEG |
1 |
5.0Mbps |
52.6GB |
32日 |
97日 |
194日 |
1280×960 |
H.264 |
5 |
18.4Mbps |
194.4GB |
8日 |
26日 |
52日 |
M-JPEG |
1 |
14.8Mbps |
155.9GB |
10日 |
32日 |
65日 |
1920×1080 |
H.264 |
5 |
36.9Mbps |
388.8GB |
4日 |
13日 |
26日 |
M-JPEG |
1 |
24.0Mbps |
253.1GB |
6日 |
20日 |
40日 |